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胸がドキドキ・バクバクする「動悸(どうき)」の原因は何科?

医療法人 荒尾内科・耳鼻咽喉科

受診の目安や危険なサインを解説

突然、胸が「バクバク」「ドクン」と脈打ったり、心臓が口から飛び出しそうなほどドキドキしたりして、不安になったことはありませんか? 「もしかして重大な心臓の病気?」「このまま様子を見ていて大丈夫かな…」と、
心配している方も多いと思います。

動悸(どうき)はとてもよくある症状ですが、その影には「すぐに対処が必要な病気」が隠れていることもあれば、「ストレスや疲れ」が原因のこともあります。

この記事では、愛知県稲沢市の「荒尾内科・耳鼻咽喉科」の荒尾嘉人が、
動悸の原因や病院へ行くべき目安、何科を受診すればよいのかを、患者様の目線に立って分かりやすく解説します。


そもそも「動悸(どうき)」ってどんな症状?

動悸とは、普段は気にならない「心臓の拍動(ドクドクという動き)」を、自分で不快なものとして感じてしまう状態のことです。 人によって、以下のようにさまざまな感じ方があります。

  • 胸が「バクバク」「バタバタ」と急に速く脈打つ
  • 一瞬、胸が「ドクン」として脈が飛ぶような感じがする
  • 階段を上ったわけでもないのに、心臓が「トントントン」と強く打つ
  • 喉のあたりが詰まるような、胸の奥が騒がしいような違和感がある

まずは、ご自身のドキドキがどのようなタイプなのか、少し落ち着いて観察してみましょう。

【受診の目安】今すぐ救急車?それとも様子を見て大丈夫?

動悸が起きたとき、最も迷うのが「今すぐ病院に行くべきかどうか」ですよね。 命に関わる危険なサインを見逃さないために、以下の目安を参考にしてください。

🚨 超緊急!迷わず119番(救急車)を呼んでほしい症状

動悸に加えて、以下の症状がひとつでも当てはまる場合は、命に関わる病気(急性心筋梗塞や重篤な不整脈など)の可能性があります。ご自身で運転して来院することは絶対に避け、すぐに救急車を呼んでください。

  • 意識が遠のく感じがする、または一瞬失神した
  • 安静にしているのに、激しい胸の痛みや締め付け感が15分以上続いている
  • 冷や汗や、吐き気を伴う胸の苦しさがある
  • 横になると呼吸ができないほど息苦しい

🏥 数日以内に「循環器内科」を受診した方がよい症状

すぐに命に関わるわけではありませんが、できるだけ早めに専門医による検査が必要なサインです。

  • 動悸を何度も繰り返している
  • 安静にしているのにドキドキがおさまらない
  • 以前に比べて、坂道や階段を上ったときの息切れがひどくなっている
  • 脈のリズムを自分で触ってみたときに、完全にバラバラに乱れている
  • 健康診断やスマートウォッチで「不整脈の疑い」を指摘された
  • 高血圧や糖尿病などの持病がある

🌿 一旦様子を見ても大丈夫なケース

  • 人前での発表や大事な会議など、緊張する場面のときだけドキドキする
  • 少し休んだら、すぐにいつも通りの脈拍に戻った
  • めまいや胸の痛みなど、他のつらい症状は一切ない

動悸が起こる主な原因とは?

動悸が起こる理由は、心臓のトラブルだけではありません。大きく分けて3つの原因が考えられます。

1. 心臓に原因がある場合(不整脈など)

心臓の拍動リズムが乱れる「不整脈」が代表的です。 脈が一瞬飛ぶような「期外収縮(きがいしゅうしゅく)」のほか、特に注意したいのが「心房細動(しんぼうさいどう)」という不整脈です。

心房細動が起きると、心臓が不規則に細かく震え、血液の流れがよどんでしまいます。すると心臓の中に血の塊(血栓)ができやすくなり、それが脳に飛ぶと重篤な「脳梗塞」を引き起こす原因になります。心房細動がある方は、ない方に比べて脳梗塞のリスクが約5倍も高くなると言われています。

2. 心臓以外に原因がある場合(貧血、甲状腺など)

心臓自体は元気でも、全身のバランスが崩れることで心臓が「バクバク」と必死に働かざるを得なくなることがあります。

  • 貧血: 体の中の酸素が足りなくなるため、心臓が急いで血液を送り出そうとして脈が速くなります。
  • 甲状腺の病気(バセドウ病など): 体を活動的にする甲状腺ホルモンが過剰に出るため、常に全力疾走しているような状態になり、動悸や手の震え、急な体重減少が起こります。
  • 更年期障害: 女性ホルモンの乱れによって自律神経が不安定になり、急な発汗(ホットフラッシュ)とともに胸がドキドキします。

3. ストレスや生活習慣によるもの

不安、緊張、過労、睡眠不足などは自律神経を乱し、交感神経(体を興奮させる神経)を刺激して動悸を引き起こします。また、カフェインやアルコールの摂りすぎ、喫煙もドキドキを強める原因になります。

荒尾内科・耳鼻咽喉科での「動悸」の検査と費用

当院では、動悸の原因を突き止め、患者様に安心していただくためにさまざまな検査をその日に、日帰りで行うことができます。 患者様に「いくらかかるか分からなくて不安」と思わせないよう、大体の費用目安(保険適用)も公開しています。

検査の名前どんな検査?何が分かる?3割負担の費用目安1割負担の費用目安
安静時心電図検査ベッドに寝て数分で、心臓のリズムや不整脈の有無を調べます。約390円約130円
24時間ホルター心電図検査手のひらサイズの超軽量な機械をつけて、普段通り生活しながら1日の心電図を記録します。夜中の動悸もバッチリ捉えられます。約5,250円約1,750円
心臓超音波(心エコー)検査ゼリーを塗って、超音波で心臓の形、動き、弁の異常などを痛みなく詳しく映し出します。約2,640円約880円
胸部レントゲン検査心臓が肥大していないか、心不全で肺に水が溜まっていないかを確認します。約630円約210円
血管脈波検査(ABI手足の血圧を同時に測り、血管の硬さ(血管年齢)や詰まりを調べます。痛みはありません。約300円約100円

※実際の窓口でのお会計では、上記の検査費用に加えて「初診料・再診料」や、お薬が出た場合は「お薬代(処方箋料)」などが加算されます。

稲沢市「荒尾内科・耳鼻咽喉科」ならではの強み

動悸で受診される患者様に対して、当院では他のクリニックにはない「安心の体制」をご用意しています。

経験豊富な「循環器専門医」による専門外来

副院長の荒尾嘉人医師は、日本循環器学会認定の「循環器専門医」です。 これまで大学病院や地域基幹病院(大垣市民病院、榊原記念病院など)で、カテーテル治療をはじめとする数多くの高度な心臓病治療を執刀してきた実績があります。 「大学病院に行くのは少しハードルが高いけれど、しっかり専門的な先生に診てもらいたい」という患者様に、街の通いやすいクリニックでありながら、一歩進んだ質の高い検査と診断をお届けします。

まとめ:そのドキドキ、一人で我慢せずにご相談ください

「脈がときどき飛ぶくらいだし、年のせい、疲れのせいかな」と、胸の違和感に目をつぶっていませんか?動悸は、体や心臓が発している「少し休んで」「ここに異常があるかもしれないよ」という大切なサインです。

私たちは、ただお薬を出すだけでなく、患者様のお話を丁寧に伺い、不安を一つずつ取り除いて、笑顔で帰っていただけるような医療を大切にしています。 「こんなことで受診してもいいのかな」とためらう必要はありません。ぜひ、稲沢市の「荒尾内科・耳鼻咽喉科」のドアを、安心してお気軽に叩いてくださいね。